スクラム道に参加しました。

スクラム道とは

スクラム道では、毎回、参加者と共に一つのテーマを深く掘り下げて探究し、現場の悩みを少しでも解消する事を目的にしています。
当日は、発表者(スクラム道では読み手と呼んでいます)がその日のテーマについて 30 分ほどお話しして、それを切っ掛けに 1 時間以上みっちりと参加者と共に質疑応答やディカッションを行う形式で進めていきます。

11月1日 スクラム道.01(東京都)

という形式の勉強会です。
今回のテーマは「ふりかえり」ということで、アジャイル実践未満の私でも参加者の皆さんと共有出来ることがあるかなということで参加を申し込んでみました。*1

キーワードは「KPT is harmful」ということで気になったキーワード

  • KTPのKeep/Problem/Tryの維持/問題/挑戦は良くない日本語化で抵抗を減らす
  • 守破離の破のフェーズとしてのKPt(Tryを小さく)/KT(Pを出さない)/KP(無理にTryしない)
  • 状況を絵で表す(細かい外部からのチェックや干渉を避けられる)
  • 各人の気分の並をバイオリズム形式で表してからふりかえる
  • ふりかえりガイドを読む

最後の方に[twitter:@Ryuzee]から自分達の改善のためだけにふりかえりを行うのはどうなのかとという話がありましたが、私自身としてはチームの熟達度合いによって異なるのかなと思ってます。もちろん顧客に対する価値を高めるためにふりかえる行えるチームが理想だとは思います。
しかしコマンドコントロールの中で作業してきたチームにとって「顧客に対する価値提供」を追求するためのふりかえりは、自分たち自身が良くなることを追求することで結果として顧客へより良い価値を提供することが出来ることを実感できるまでは難易度が高いと感じます。
だからといってグラス片手に自身の利益だけを追求するふりかえりやアジャイル擬きは論外だとは思いますが、ふりかえりの結果としてチームメンバーの実感を引き出し、顧客へより良い価値を提供できる方向にしていくのがファシリテーターだったりスクラムマスターの役割なのではないでしょうか。

次回スクラム道のテーマは参加資格があるかどうかは不明ですが、参加するのが楽しみな勉強会が増えました。
喋りすぎて他の人の話す時間と機会を奪ってしまったのを反省しつつ次回を楽しみにしたいと思います。*2
最後になりましたが企画・運営してくれた [twitter:@Ryuzee] [twitter:@nawoto] [twitter:@ebacky_jp] 、そして参加者の皆さん本当に有り難うございました。





補足:最近目にしたふりかえりの資料としてこちらも非常に参考になりました。

*1:最近、勉強会に参加すると「あっプロの人だ!」と言われることがありますが、認定スクラムマスターではありますが実践者でもコーチでもなく導入挑戦者ですからw

*2:喋りすぎは毎度のことだと言われれば、その通りではありますが・・・