普通の人のためのGit本

Gitポケットリファレンス

Gitポケットリファレンス

少し発売から時間が経ってしまいましたが、前書きがアレゲだと評判になった「Gitポケットリファレンス」のレビューを少しだけお手伝いさせて頂いてました。
Git本といえば入門Gitが定番ですが、決して優しいとは言いがたいものがあります。
それに対してGitポケットリファレンスはポケットリファレンスを名乗りながらもChapter1ではGit学ぶための環境づくりや使い方がWindows向けにも丁寧に書かれており、まずは触って見るための入門書としても利用出来るので非常に良い本になっています。
Chapter1で感触つかんだらチートシート片手にコマンドリファレンスを確認しながら一通りの作業は出来ると思います。そして余力が出来てきたらChapter3を読みながらRedmineGitHubに挑戦してみるということも出来ます。この本は単なるコマンドリファレンスというよりも、Gitへの導きの書と言って良いのではないでしょうか。

意識高く「Git学んでやるぜ!」「使ってやるぜ!」というユーザは入門Gitや入門gitがお勧めですが、

  • プロジェクトの都合でGitを使わなくてはいけなくなった人
  • 最近周りで良く聞くから触ってみようかなという人
  • 入門Gitを手に取ったけど心が折れてしまった人*1

といった普通の人にはGitポケットリファレンスが今一番お勧めなGit本だと思います。


入門Git

入門Git

入門git

入門git

*1:私は一度折れましたw