豆ナイト「続・CI超入門」で話してきました。 #jenkins_night

2月22日に豆蔵さんで行われた豆ナイト「続・CI超入門 〜 Jenkinsのススメ2 CI導入の壁を越えろ 〜」で「Startup Jenkins〜CIからはじめないJenkins入門〜」というタイトルで話をしてきました。

これまで何度かtrac関連での話はしてますが、Trac以外で、かつ依頼を受けてという話をするのはこれは初めて。
TracではなくJenkinsを俺に?」と驚きもありましたが以前にここに書いたTrac Lighting付属のHudsonをCI以外の目的で使ってみるを下地にしての発表なら出来ますよと返事をしたら「超入門なので大丈夫です。面白そうですね。」との返事を頂いき目出度く発表となりました。*1


ちなみにタイトルは[twitter:@kyon_mm]さんの

という発言をから「これだ!」ということで拝借。

私の発表前のディスカッションタイムの時に第1回のアンケート結果の話があったのですが、やはりCIの導入以前に悩んでいる人も多くアンケートの回答の中には「CIより先にバグ管理じゃない?」的なものがあったり、「バージョン管理システムですら導入できてません」な回答も結構あったのを見て、意外と今日の発表は意外と受け入れられるかなと緊張もほぐれたのですが・・・
「何らかのバグ管理システムを使ってる人」と聞いたところ7〜8割の人が導入済み*2、Jenkins導入済みの人もほぼ同じ割合という結果に!
むぎゅぎゅ、想定ターゲットに合致しない人が多いなぁと思いながらの発表へ・・・

ディスカッションの時にBTSもJenkinsも導入できてない人が座っている辺りは把握できたので、発表しながら様子をみてたのですが意外と反応が良かったので取りあえず一安心。このスライドを見て踏み出してみようかなと一人でも思ってもらえれば嬉しいです。

懇親会で「Redmine使ってるんですがTracLightning使ってみます!」とか言われて結構嬉しかったんですが、5分でApache+svn+Jenkins+サンプルを簡単に得るのが目的なので、現状Redmineを使っているのなら無理にTracを使う必要はないです。
もちろん使ってもらえれば嬉しいのは確かですけどね(笑)


最後になりましたが、このような機会を与えてくれた豆蔵さん、話を聞いてくれた参加者の皆さん、ありがとうございました。




ちなみにちゃんと入門したい人は

を手に入れることをオススメします。

もう少し深くJenkinsに突っ込みたい人は話題の蛙本こと

またスライドでも出てきた

は少ないながらも実用的な利用例が書かれていて非常に便利なので、Windowsコマンドプロンプトで格闘する人は手元に置いておいて損のない一冊だと思います。

ふりかえり(?)

  • CIだけでなくバージョン管理にしてもBTSにしても入門には需要がある。*3
  • 適用例として「Web給与明細の自動取得」とかを入れておけば、そしたらSelenuimの話までいけてCIに繋ぐことが出来たなぁ。
  • 既に手を付けてる人向けにSonarの話を盛り込めば良かった。
  • 勝手にコソコソ支援する人を増やせるといいなぁ
  • 彦摩呂川平慈英が似てるというネタがウケたのか、ウケなかったのかが不明*4
  • やっぱり自分は道具の人なんだなぁ
  • Jenkins未体験の人を対象に超入門(真のStartup Jenkins?)と題してセットアップを飛ばして解説+デモ+ハンズオンを2h程度でやれそう*5

*1:まぁ、これ以外はJenkins関連でまともな話は出来ないんですけどねw

*2:どのBTSを使ってるかと言うところまでは聞きませんでしたが恐らく殆どの人はアレを使ってるんだろうなぁ

*3:ターゲットを絞った勉強会の開催が課題

*4:そもそも「出来るんです!」は川口さんには伝わってなかった orz

*5:社内向けにやる方向で検討中